真鍋ジャパン開催国“特権”フル活用
2位までに16年リオ五輪の出場権が与えられるバレーボール女子W杯(8月・東京など)の組み合わせ抽選が23日、都内で行われ、世界ランク4位の日本は、開催国の“特権”を活用し、リオ五輪へ必勝ロードを敷いた。
東京で行われる1次ラウンドの抽選に参加した真鍋政義監督(51)は開催国に与えられた2試合の試合指定権で、開幕2試合目に過去26勝74敗のロシア(7位)との対戦を指定。初戦と休養日を挟んだ4試合目に下位チームと当たるようにし、初戦がアルゼンチン(14位)、4試合目がケニア(19位)となった。「初戦でロシアは避けたかった。前回、初戦でイタリアに負けて苦しんだから。休養後も動きがよくないので」と説明した。
2次以降は国際連盟とフジテレビなどの調整で決まり、難敵米国、中国とはラスト2戦まで当たらない。指揮官は「ここで何としても決めたい」と、リオ切符獲得へ力を込めた。