佐野氏HPで弁明“恨み節”つづるも…

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は1日、ベルギー・リエージュ劇場のロゴとの類似が指摘され、批判が高まっていた佐野研二郎氏(43)デザインの大会エンブレムの撤回を決定した。

 制作した五輪エンブレムが白紙撤回となった佐野氏は1日夜、自身のデザイン会社のホームページを更新し、今回の事態について弁明した。

 「模倣や盗作は断じてしていないことを誓って申し上げます」と改めて“盗作疑惑”を否定。その上で白紙撤回に同意したことについては「残念ながら一部の悪しきイメージが増幅され、全てが何かの模倣だと報じられた」と“恨み節”とつづった上で、「もうこれ以上は人間として耐えられない限界状況」と、心が折れたことを明かした。

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