柔道・山下泰裕氏も広陵・中村に関心「ワクワクするね」
柔道界のレジェンドも高校野球の新怪物に関心を寄せた。
84年ロサンゼルス五輪金メダリストで全日本柔道連盟会長の山下泰裕氏(60)が23日、世界選手権(28日開幕、ブダペスト)への出発前に成田空港で取材に応じ、前日に甲子園で新記録となる大会6本塁打を放った広陵(広島)中村奨成捕手(3年)について「何の世界でも、卓越したものを持った若い人を見るとワクワクするね」と称賛した。
たまたま準決勝の試合を見ていたという山下氏は「いいよねえ。低めの難しい球をカーンと打ってたのを見てた」と目を細めた。
23日午後に行われる決勝は渡航中のため観戦できないが、「力まないでほしいよね。狙ってちょっと力が入るだけで崩れちゃうし。一番大事なのはチームの勝利なので、いつも通りやってほしい」と、勝負師としてエールを送った。