日馬富士は礼儀に厳しい、モンゴル力士の「世代格差」が激高原因か…横野氏がTVで分析

 相撲リポーターの横野レイコ氏が15日、フジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」(月~金曜、午後1・45)に出演。大相撲の横綱日馬富士が幕内貴ノ岩への暴行を認めた問題で、モンゴル出身力士の間にも先輩後輩の礼儀に対する世代格差があることを説明し、これが暴行の背景にあったのではとの見解を示した。

 横野氏は、モンゴル出身力士に関して「もともと旭鷲山さんがパイオニアになった第1モンゴルの時代があって、朝青龍関、白鵬関、鶴竜関、日馬富士関の第2時代があり、今新しい平成生まれの貴ノ岩らがいます」と説明。

 そのうえで「若いモンゴルの世代の力士は、日馬富士関たちからみたら、ゆとり世代というか、先輩への心配りとかも物足りないんです」と指摘した。

 「時代が違うので」とモンゴル力士に限った話ではないとしたうえで「日馬富士関はそういうことが一番嫌いなタイプで、白鵬関は『しょうがないよね』と思えるところがある」と解説。

 暴行があった宴席について「いい機会だから(日馬富士が)言ってやろうと思ったんでしょうね。説教しているうちに、若人たちはうっとしいなと思うんでしょうね。その態度にカッとなって」と背景を分析した。

 巡業中の10月25日、モンゴル力士の親睦会で、日馬富士は貴ノ岩に、兄弟子に対する挨拶が足りないと注意している最中に、貴ノ岩が着信があったスマートフォンを手にし、これに日馬富士が怒り、ビール瓶で殴打したとされる。

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