坂本花織が五輪切符「ホントの五輪でリベンジしたい」男子は田中刑事が代表入り
「フィギュアスケート・全日本選手権」(24日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)
平昌五輪の代表選手が発表され、2枠の女子は坂本花織(17)=シスメックス=が、大会4連覇の宮原知子(19)=関大=とともに選出された。
坂本は今大会のショートプログラム(SP)で首位に立つと、フリーでは最終滑走のプレッシャーをはねのけ、合計点で宮原に次ぐ2位に入った。
日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア委員長から名前を呼ばれると、坂本は満面に笑みを携えて氷上へ登場。ほかの代表選手と肩を並べてマイクを握り、「昨年は2月にユース五輪に出させていただき、ケガでいい演技ができなかったので、ホントのオリンピックでリベンジをしたいと思います。緊張するとは思いますが、自分らしく演技をしたいと思います」などと語った。
3枠の男子は、大会連覇の宇野昌磨(20)=トヨタ自動車、2位の田中刑事(23)=倉敷芸術科学大、そして右足のケガで今大会を欠場したソチ五輪金メダリストの羽生結弦(23)=ANA=が五輪代表に決まった。
ほかにペアでは今大会を制した須崎海羽、木原龍一組が五輪代表に選ばれ、アイスダンスでは同じく優勝の村元哉中、クリス・リード組(ともに木下グループ)が平昌への切符を獲得した。