「陸上・日本選手権」(24日、維新みらいふスタジアム)
女子100メートル障害は青木益未=七十七銀行=が13秒17(追い風1・1メートル)の自己ベストで優勝した。ゴール直後に転倒し、右肩を脱臼。右腕をつった状態で取材ゾーンに現れた青木は「肩が外れて…。もっと喜びたかった」と、苦笑いで話した。
日本記録保持者の紫村、実力者の木村の2強を撃破しての初戴冠。アジア大会代表入りへも大きく前進した24歳は「もう必死でした。ここで絶対負けちゃだめと思っていた。スプリントなら自分が絶対に速いと思っていた」と、胸を張った。