インドネシアで開催されるアジア大会の日本代表選手団結団式が１３日、都内で行われ、選手団６４７名が出席した。旗手を務めるソフトボールの上野由岐子（３６）＝ビックカメラ高崎＝は、５連覇の懸かる大舞台へ「日本の強さをアピールできるような大会にし、五輪につなげられたら」と意気込んだ。

　前日１２日には、世界選手権で２試合計２４９球の力投を見せたばかり。疲労の色をのぞかせつつ「私だけではなくみんな疲れている中でのアジア大会になると思うが、ソフトボールは連戦がつきものの競技。リカバリーをして、新たに戦うコンディショニングをしっかり整えて臨みたいとチームでも話している」と問題なしを強調した。

　「一選手として結果で引っ張っていけるよう、全力投球でアジア大会優勝を目指して頑張りたい」と上野。「やっぱり日本は強いと思ってもらえるように、士気をもう一度高めて取り組んでいく」と話した。