大坂なおみ 観客の大ブーイング「ちょっと悲しかった」と吐露
全米オープンを初制覇した大坂なおみ(20)が10日、テレビ朝日で放送された「中居の号外スクープ」で松岡修造のインタビューにこたえ、表彰式での観客のブーイングを「ちょっと(少し)悲しかった」と心境を吐露した。
2万3千人の観客の大半が地元のセリーナ・ウィリアムズを応援しており、セリーナ同様、主審の判定に不満を募らせ、表彰式ではブーイングが会場を揺らした。大坂は帽子のつばを下げ、うつむいて涙をぬぐっていた。
松岡から「ブーイングの時、どう思った?」と聞かれると、大坂は英語で「ちょっと悲しかった。(観客)全員が彼女(セリーナ)に勝ってほしかったのは分かってた。(だから)少し申し訳なく思った。勝ったのは本当にうれしかったけど、同時に残念がっている人が沢山いることも知っていたから」と語った。気心しれた松岡とのインタビューだけに、率直な思いが飛び出していた。
インタビューは優勝から一夜明けた9日(現地時間)にニューヨークで収録された。