貴乃花親方、相撲協会に引退届を提出
日本相撲協会に退職届けを25日に提出した貴乃花親方(46=元横綱)が同日夕、都内で引退会見を行い、同日午後1時に引退届を正式に提出したことを発表した。
ダークグレーのスーツに同系色のネクタイ姿で会見に臨んだ貴乃花親方は定刻の午後5時から2分遅れで会見場に姿を見せた。
同日午後、貴乃花親方は書面で「本日、公益財団法人日本相撲協会に対し、年寄を退職させていただく旨の退職届け及び、貴乃花部屋に所属する弟子、床山、世話人全員について所属先を変更させていただきたい旨の変更願いを提出いたしました」と報告。退職理由は会見で説明するとしていた。
貴乃花親方は親方衆の中で唯一、所属する一門が決まっていない状態にあった。相撲協会は7月の理事会で、全親方は5つある一門に所属することを決議した。解散した旧貴乃花一門と無所属の親方衆は、同親方を除き全員が二所ノ関、出羽海の各一門へ加入予定。移籍先を決めるのは27日の理事会がリミットとなっていた。