新横綱豊昇龍に迫る不名誉な記録 3連敗で宇良に金星配給なら昭和以降初の珍事
「大相撲春場所・9日目」(17日、エディオナリーナ大阪)
横綱豊昇龍(立浪)が横綱昇進後初の連敗を喫して4敗。優勝争いの先頭を走る大関大の里、平幕高安が1敗をキープしたことで、2場所連続優勝は厳しくなった。
小結阿炎に屈した新横綱初日の黒星は1995年初場所の貴乃花以来30年ぶり。5日目に平幕千代翔馬に寄り切られると、8日目にも平幕高安の押し倒しに敗れて3敗目。新横綱の中日までの3敗は、1987年九州場所の大乃国以来38年ぶり。この日、平幕の一山本に敗れたことで3個目の金星配給となり、これは1964年春場所の栃ノ海以来61年ぶりとなった。
10日目の18日には平幕宇良との取り組みとなっているが、仮に敗れて金星4個目の配給となれば、昭和以降初の珍事となる。
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