宇良、またも「前十字靱帯断裂」稲川親方がツイッターで明かす 11日目から休場

 初場所10日目となった22日に古傷の右膝を痛めた元幕内の人気業師、幕下の宇良(26)=木瀬=が、前十字靱帯断裂の重傷だったことが23日、分かった。木瀬部屋所属の元小結普天王の稲川親方が自身のツイッターで報告した。宇良は11日目から休場する。

 稲川親方は「おはようございます。いずれ分かることなのでお伝えしておきます。宇良の今回の診断結果は、前回の怪我と同じで、前十字靭帯断裂です。落ち着いたら、本人と話して、また何かしらお伝えしようと思います」とツイートした。

 宇良は10日目、元横綱朝青龍のおい、豊昇龍(19)=立浪=に掛け投げで敗れ、3敗目(2勝)を喫した取組で古傷の右膝を負傷。取組後は精密検査を受けるため都内の病院に向かっていた。

 17年秋場所でも右膝靱帯(じんたい)を断裂した宇良は、手術も受け三段目まで降下。先場所、7戦全勝で三段目優勝を果たし西幕下23枚目まで番付を回復していた。

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