大坂なおみが逆転で第2セットを奪取 全仏テニス2回戦
「テニス・全仏オープン」(30日、パリ)
女子シングルス2回戦が行われ、世界ランク1位、第1シードの大坂なおみ(21)=日清食品=は同43位のビクトリア・アザレンカ(29)=ベラルーシ=と対戦し、第1セットを落としたが、7-5で第2セットを取り返した。アザレンカは元世界ランク1位の実力者。
大坂は自身がサービスの第1ゲームでいきなりブレークを許すと、ここから4ゲーム連続で落とす苦しい序盤になった。2-5と追い込まれた相手サービスの第8ゲーム(サービング・フォー・ザ・セット)でブレークし反撃。第9ゲームもキープし、追い上げたが、相手サーブの第10ゲームはブレークできず、第1セットを落とした。
第2セットはお互いにサービスゲームをキープする展開になった。第4ゲームは大坂が40-0と3本のブレークチャンスを迎えたが、ものにできず。反対に第5ゲームでブレークされてしまう。しかし、1回戦も敗北寸前から大逆転勝利を収めた大坂は粘りを見せ、第8ゲームをブレーク。第12ゲームもブレークし、このセットをものにした。
アザレンカは元世界ランク1位で、12年1月30日発表分から、途中2位にランクを落とした時期があったものの、13年2月11日発表分まで1位にいた。四大大会では全豪オープンで12年、13年の2年連続で優勝している。