朝原氏らがマスターズ世界新記録でアジアV「次は42秒台を狙いたい」
「陸上・アジアマスターズ」(6日、マレーシア・クチン)
08年北京五輪陸上男子400メートルリレー銀メダリストの朝原宣治氏(47)=大阪ガス=がアンカーを務める日本チーム(譜久里武、水口政人、古賀功亮、朝原)が6日、アジアマスターズ陸上(マレーシア・クチン)の同種目45-49歳クラスで43秒27の世界新記録を樹立して優勝した。従来の世界記録は43秒42(99年、英国)。
世界記録を目指し、昨年9月の世界マスターズ陸上(スペイン・マラガ)で10年ぶりに競技復帰した朝原氏は、公式国際大会2戦目での目標達成。「意外と早く達成できましたね。次は42秒台を狙いたいです」と、さらなる意欲を見せた。
朝原氏は「『ワールドマスターズゲームズ2021関西』でも、このメンバーで挑戦したい」と、再来年大会への出場も発表。ワールドマスターズ-は、国際マスターズ協会が4年ごとに主宰する生涯スポーツの国際総合競技大会で、30歳以上のスポーツ愛好者であれば誰でも参加できる。第10回となる21年大会は5月14日から同30日まで、関西広域(13府県政令市)を舞台に、アジア圏で初めて行われる。