初V目指す紀平 4回転サルコー「いい感覚」トリプルアクセル合戦も実感
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「フィギュアスケート・全日本選手権」(19日開幕、代々木第一体育館)
18日は公式練習が行われ、女子は女子は初優勝を目指す紀平梨花(関大KFSC)、昨年女王の坂本花織(シスメックス)、過去4度優勝の宮原知子(関大)らが氷の感触を確かめた。
紀平は得意のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をミスなく5本こなした。フリーでの成功を目指す4回転サルコーの成功はなかったが、「(GP)ファイナル後にいい感覚が残っている」と投入には前向きだ。
また、今大会には女子でトリプルアクセルを跳ぶ選手が複数参加している。同時代の第一人者とも言える紀平は「トリプルアクセルを跳ぶ選手が多くなっている。日本も世界もレベルがどんどん上がっている」と実感を込めた上で、4回転サルコーも「調子はファイナルよりいい。練習でもしっかり跳べた」と手応えを口にしていた。
同大会は3月にモントリオールで行われる世界選手権の選考も兼ねられる。