B1大阪で新たに4選手「陽性」 選手登録15人中11人感染…練習で感染拡大か
バスケットボール男子のBリーグ1部(B1)大阪エヴェッサは9日、新たに選手4人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。プライバシー保護のため名前や国籍は公表していない。チームの感染者はこれで選手11人、チーム関係者1人の計12人。同クラブの選手登録数は15人で、半数以上が感染する事態となった。
チームによると、4選手は8日にPCR検査を受け、この日、陽性判定が確認された。4選手とも軽症で、入院先が決まるまで自宅待機する。
B1大阪では2日にBリーグ初となる選手1人の感染を発表して以降、3日に関係者1人、6日と8日にそれぞれ選手3人の感染が明らかになった。選手5人、チーム外部を含めて計12人が参加した3月24日の食事会で集団感染した可能性が高く、その後のチーム練習などで感染が広がったとみられる。
安井直樹代表はコメントを発表し「日々、スポーツ界全体に多大なるご心配とご迷惑をお掛けいたしまして誠に申し訳ございません」と謝罪。保健所の指導の下、選手、関係者全員がPCR検査を実施する方向で調整を進めているが、今後さらに感染者が増える可能性も十分にある。