ラグビー・サンウルブズ活動終了 渡瀬CEO「役目は果たした」
スーパーラグビー(SR)のオーストラリア国内大会への参戦が不可能となり、5季にわたる活動が終了したサンウルブズが2日、オンライン会見を開いた。渡瀬裕司最高経営責任者(CEO=57)は「まだ伸びしろがあった。(選手らは)経験を今後に生かしてほしい」と語った。
今季限りでSRからの除外が決まっているチームの今後は「まだ何も決まっていない」と渡瀬CEO。ただ、日本代表強化策の一環として誕生したサンウルブズを経た多くの選手が19年W杯メンバーに名を連ね、初めてベスト8に進出。「役目は果たした」と胸を張った。大久保直弥ヘッドコーチ(HC=44)は「サンウルブズの名前はどんな形でも残してくれたら」と希望した。
最後に、壮行試合かファン感謝イベントの実施を検討している。