フェンシング・小久保真旺が最年少の決勝進出 19年代表の吉田健人と対戦へ
「フェンシング・全日本選手権」(17日、駒沢体育館)
男子サーブルは19年高校総体優勝の17歳、小久保真旺(星槎国際高川口)が同種目で最年少の決勝進出を果たした。26日に無観客で実施される決勝では、19年の世界選手権代表の吉田健人(警視庁)と対戦する。
高校生の17歳、小久保は「最年少で決勝に進出できてうれしい」とはにかんだ。
この日は3戦すべて15-13の粘り勝ち。準々決勝では19年の全日本選手権で2-15の大敗を喫した島村智博(警視庁)を破った。日本代表チームの先輩に「対応できるよう普段の練習から相手が嫌がる技を研究してきた」と、1年越しのリベンジを果たした。先輩3人を相手に接戦を制し「緊張と不安でいっぱいだったが、勝つことができて良かった」と喜びをにじませた。
自身の成長を「ウエートトレーニングを頻繁にやるようになって(年上選手と)同等に戦えるようになってきた」と実感している。若武者はこの勢いのまま、日本チャンピオンへと駆け上がる。