競泳・長谷川涼香「溺れるかなと」女子200mバタフライで優勝も「きつかった」
「競泳・日本選手権」(5日、東京アクアティクスセンター)
女子200メートルバタフライ決勝が行われ、16年リオデジャネイロ五輪代表の長谷川涼香(20)=東京ドーム=が2分8秒31で優勝した。
前半からトップに立つと一気に後続を突き放した長谷川。最後は失速したが、2位以下に1秒以上の差をつけてゴールした。10月、11月には国際リーグ(ISL)に参戦。疲労がたまった中でのレースとなり「(最後)25メートルくらいからは溺れるかなと思うくらいきつかった」と苦笑していた。
目標タイムとしていた2分7秒台には届かなかったが、想定される東京五輪の派遣標準記録(2分8秒43)を切る数字を出した。来夏の東京五輪の会場で優勝できたことに「自信になる」と笑顔。「この会場でオリンピックが開催されることを望んでいる。会場がいっぱいになる姿を見たいし、決勝の舞台に立つのが目標」と話し、「2分5秒0を目標にしているので、強化に励んでいきたい」とさらなる成長を誓った。