バッカニアーズ 圧勝18季ぶり優勝 43歳・ブレイディが7度目頂点、5度目MVP

 チーフスに圧勝し喜ぶバッカニアーズのQBブレイディ(右)とTEグロンコウスキー(USAトゥデー・ロイター=共同)
 スーパーボウル恒例のハーフタイムショーに登場した人気R&Bシンガーのザ・ウィークエンド(USAトゥデー・ロイター=共同)
 トム・ブレイディ
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 「NFL・スーパーボウル、バッカニアーズ31-9チーフス」

 米プロフットボール、NFLの年間王者を決める第55回スーパーボウルは7日(日本時間8日)、タンパで行われ、本拠地開催となったバッカニアーズ(NFC)が、連覇を狙ったチーフス(AFC)を31-9で破り、18季ぶり2度目の優勝を飾った。昨季までペイトリオッツで19年間プレーし、6度の優勝に貢献したトム・ブレイディ(43)がパトリック・マホームズ(25)との新旧QB対決を制し、自身7度目の頂点に立つとともに同5度目のMVPも獲得した。

 バッカニアーズは3点を追う第1クオーター残り5分14秒にブレイディからショートパスを受けたグロンコウスキーがタッチダウン(TD)を決めて逆転。第2クオーター残り6分11秒には再び、ブレイディがグロンコウスキーへ17ヤードのTDパスを成功させて点差を広げた。

 ブレイディとグロンコウスキーはペイトリオッツで常勝軍団を形成した盟友。後者は18年シーズンのあと、一旦は引退を表明したが、昨オフに現役復帰を果たし、新天地で黄金コンビを復活させた。

 2つのTDで勢いに乗るバッカニアーズは前半戦終了間際にもブレイディがブラウンへTDパスを通し、21-6で試合を折り返す。後半に入っても流れを失うことなく、第3クオーター残り7分51秒にはフォーネットが27ヤードを駆け抜けるビッグプレー。オフェンス陣に呼応するかのようにディフェンス陣も昨季MVPの若きQBマホームズを完全に封じ、主導権を握り続けた。

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