松田瑞生 涙のVから「また頑張りたい」鈴木健吾からも祝福届く
名古屋ウィメンズマラソンを2時間21分51秒で初優勝した東京五輪代表補欠の松田瑞生(25)=ダイハツ=が15日、名古屋市内で一夜明け会見を行った。五輪代表の座を逃したどん底からの再出発レースを「競技人生で忘れられない1本でした」と振り返った。
自己ベストに4秒届かずゴール後は悔し涙を流したが、この日は終始にこやか。祝福や激励メッセージは200件を超え、マラソン男子日本記録保持者の鈴木健吾(富士通)からも届いたという。「『俺ももっと頑張ろうと思った』って褒めてくれて、また頑張りたいなと思った」とうれしそうに話した。
東京五輪は補欠として迎えるが「補欠である以上、一緒に戦わないといけない。出る選手と同じ気持ちで準備していきたい」と力を込めた。