休場の白鵬、7月名古屋で進退「最後、懸けます」今場所中にも右膝再手術

 「大相撲春場所・3日目」(16日、両国国技館)

 4場所連続休場から再起を期した横綱白鵬(36)=宮城野=が3日目の16日、日本相撲協会に休場を届け出た。「右膝蓋大腿(しつがいだいたい)関節軟骨損傷、関節水腫で手術加療を要する。術後役2カ月のリハビリ加療を要する見込み」との診断書を提出した。昨年8月に右膝を手術し、回復が不安視されていた。

 2日目、宝富士(伊勢ケ浜)を小手投げで下し連勝したが懸賞を受け取る際、そんきょができず1度立ち上がった。師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)は前夜に話し合い、相撲が取れる状態ではないと判断した。

 電話取材に応じた親方は「手術した箇所。きのうは膝に水が相当、たまっていた。注射器4本、抜けた」と説明。関節内に血も混じっていたという。

 場所前から計9回も膝の水を抜き、万全でない中。何とか初日にこぎつけたが、前日に限界に達した。主治医とも相談し、今場所中にも右膝の再手術を行う予定だ。

 親方は「その時に再起を懸ける。本人が最後まで、15日間取り切りたいと言っていた。それで最後に懸けようという話になった。本人は『(7月の)名古屋(場所)で最後、懸けます』という話だった」と、7月場所に進退を懸ける弟子の決意を明かした。

 3月11日に36歳を迎え、東日本大震災から10年の節目に復活V45を目指し気合十分だった。だが年明けには新型コロナウイルスに感染し、体力面が心配だった。

 5場所連続昨年11月場所、横綱審議委員会(横審)から史上初の「注意」決議を受け、進退は崖っぷち。5場所連続休場でさらなる批判にさらされるのは必至。親方は「それ(批判は)分かっている」と覚悟の上、ラストチャンスに懸けたい思いだ。

  今場所は横綱鶴竜(陸奥)が場所直前に左太ももを負傷し、同じく5場所連続の休場。一人横綱白鵬もわずか2日で離脱し、またも横綱不在場所となった。

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