IOC医療支援に丸川五輪相「前向きに考える」海外医師、自国選手以外の治療も可能

 丸川珠代五輪相(50)が21日、閣議後の定例会見を行った。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が、東京五輪・パラリンピックへの医療スタッフの追加支援を表明したことを受け、「我々も前向きに考えていく」と歓迎姿勢。来日した海外の医療スタッフは、大会期間中の選手村や試合会場等の限られた場所で、日本人を除く自国選手以外への医療行為を行うことも可能との認識を示した。

 海外の医療スタッフは各国選手団の一部として来日する。丸川氏は「外国の医療スタッフは、関係国間の申し合わせをした上で、選手村等の限定された範囲で選手団の健康管理や負傷時に対応することを正当な業務として(行うことができる)。(日本の)医師法や法律上の違法性を阻却されるものと考えている」と説明した。

 19日から3日間行われているIOCの調整委員会と大会組織委員会などによる合同会議で、バッハ会長は冒頭、国内ではコロナ禍での看護師500人の確保などに強い反発が出ていることを受け、「医療スタッフの追加的サポートをする」と支援を表明。橋本会長も「ありがたくお受けしたい」とし、詳細を詰めていくとした。

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