東京五輪代表のデーデーは無念の予選落ち「練習不足を感じている」男子100m
2枚
「陸上・セイコー・ゴールデングランプリ」(8日、国立競技場)
男子100メートル予選が行われた。10秒19の自己記録を持つデーデー・ブルーノ(22)=セイコー=は、10秒45(向かい風0・4メートル)の2組8着で、決勝進出を逃した。
レース後は「完成度の低い走りになってしまった。去年のようなトップスピードを作れていない」と反省。次戦の日本選手権(6月、大阪)へ「練習不足を感じている。感覚をすり合わせたい」と話した。
昨年の日本選手権100、200メートルでともに2位と躍進したデーデーは、東京五輪で代表入り。400メートルリレーのメンバーからは外れた。
今季は4月の出雲陸上で10秒50(追い風1・5メートル)の8人中8位。4月29日の織田記念国際では予選落ちと苦しんでいる。