飛び込み・玉井陸斗「レベルアップした姿を」“自分超え”へ 地元で練習公開
東京五輪男子高飛び込みで7位入賞の玉井陸斗(15)が22日、兵庫県宝塚市のJSS宝塚で練習を公開した。6月に開幕する世界選手権(ブダペスト)に向けて「東京五輪より順位を上げて、メダル獲得できれば。さらにレベルアップした演技を試合で発揮したい」と“自分超え”を目標に掲げた。
練習はコーチの崇英氏とマンツーマン。1本飛び込むたびに、演技を映像で確認するなど、入水の感覚を念入りに確認した。出場予定だった9月のアジア大会(中国・杭州)の延期が発表されたが「時間がある分、もっと強化していきたい」と前向きに捉えた。
最終目標は飛び込み競技初の五輪メダル獲得。「パリへ向けて世界選手権が第一歩。いいスタートダッシュを切りたい」と力を込めた。