男子バスケ 帰化のホーキンソンが代表デビュー スタメン出場、1stプレーでアシスト記録
「バスケットボール男子・W杯アジア2次予選、日本-イラン」(23日、高崎アリーナ)
W杯アジア2次予選が行われ、今月10日に日本国籍取得を発表したホーキンソン・ジョシュ(27)=信州=がスタメン出場した。試合開始すぐにドライブでゴール下まで切り込むと、味方に絶妙なラストパス。代表デビュー戦でいきなり先制点をアシストした。
背番号は24。アカツキジャパンの赤いユニホームを身にまとって登場し、試合前の国歌斉唱では会場に掲げられた日の丸を真剣な表情で見つめた。また現日本代表最長身208センチの体格を生かし、ジャンプボールも務めた。第2Q2分過ぎには代表初ゴールも決めた。
米国出身のホーキンソンは2017年に来日し、FE名古屋に入団。現在は信州でプレーしている。帰化を決断した理由は「最初日本に来たときはカルチャーショックだったり順応するのに時間がかかったが、周りの方がサポートしてくれて日本の文化を教えてくれたり、いいところを教えてくれてだんだん日本が好きになった。恩返しがしたいと思ったときに帰化する選択肢を1つ教えてもらい、もっとバスケットボールを盛り上げたい気持ちがあった」と明かしている。
前日の公開練習では「初めて日本の選手としてプレーするのがすごく楽しみ。コートに立っていろんな感情が出てくると思うけど、今は楽しみな気持ちでいっぱい」と意気込んでいた。