ライブ配信での男性の身長を巡る発言が問題視され、昨年２月に所属していたプロｅスポーツチームとの契約を解除された女性ゲーマー・たぬかなが、２４日、ＹｏｕＴｕｂｅｒ・てんちむの動画に登場し、騒動後の状況などについて語った。たぬかなは現在、配信サイト「Ｔｗｉｔｃｈ」で配信活動をするなどしている。

　たぬかなは冒頭に「『１７０センチ以下の男に人権はない』のたぬかなでございます」とあいさつ。「今はＴｗｉｔｃｈの方で配信をやらせてもらってます」と説明した。

　炎上時については「さすがに当時はへこんでましたね。がんばってスポンサー付けて、大会にも出て、いい金もらってたんで。スポンサー料、それを失ってしまって、貯金も段々減っていってってなるので、ちょっとメンタルは病んでましたね」と振り返った。約１年間、活動を休止していたことについては「地元にちょっと帰ってて、父親が亡くなったんですけど、そういうのもあって」と明かした。

　復帰を決意したのも父親の言葉がきっかけだった。炎上中は商売をしていた実家にも嫌がらせの電話などがあったが、父親は「そんなしょうもないやつらに負けんなよ」と激励してくれたという。「死ぬ前に言われた言葉やったんで」とポツリ。嫌がらせをしてきた人々に「一言言いたかった」と語った。

　軽い調子ながらも父親への思いを語ったたぬかなだったが、動画の後半では“通常運転”となり、フォロワーからの質問に答えた。質問は「チ○コの大きさは何センチ未満が人権ないですか？」「年収いくらあれば寝人権をいただけますか？」など、しっかり「人権」発言をいじるものもあった。

　てんちむは「最後に聞きたいわ。『女で人権ない』は？」と質問。たぬかなは「じゃあ、乳のサイズ…そうですね、これはＣカップ以下にしときましょうか」とコメント。てんちむは「豊胸しといてよかったわ」と返して爆笑していた。