“モデルジャンパー”秦澄美鈴 自己新&大会タイ記録でV 「日本記録は射程圏内」

 「陸上・静岡国際」(3日、静岡スタジアム)

 女子走り幅跳びが行われ、“モデルジャンパー”の秦澄美鈴(すみれ、シバタ工業)が、大会タイ記録で自己ベストの6メートル75(追い風2・0メートル)で優勝した。男子200メートルは鵜沢飛羽(とわ、筑波大)が追い風2・6メートルの参考記録ながら20秒10でV。16年リオ五輪男子400メートルリレー銀メダリストの飯塚翔太(ミズノ)は20秒45で7位だった。

 自身の壁を破る大ジャンプを見せた。秦は3本目で助走から勢いをつけると、6メートル75の自己新記録をマーク。「そんなに『いったー』とも思わなかったんですけど、跳び終わって横を見たら結構いっていましたね」と予想外の好記録に笑顔を浮かべた。

 自己ベストをマークしたが「(自己採点は)70点。いい跳躍じゃなかったと、あんまり喜べなかった。その意味で30点マイナスです」と振り返った。今後はセイコーゴールデングランプリ(5月・横浜)、日本選手権(6月・大阪)が控える。「もう日本記録(6メートル86)は射程圏内なので、そこは強気にいきます」ときっぱり。6メートル85の参加標準記録を突破して、頂点に立つことを見据えた。

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