水球女子、パリ五輪の道断たれる 最終予選への派遣見送り

 日本水連が、水球のパリ五輪最終予選を兼ねて来年2月にドーハで開かれる世界選手権への女子日本代表の派遣見送りを決めたことが2日、関係者への取材で分かった。予算不足などが理由で、五輪出場の道が断たれることになる。

 女子日本代表は2021年の東京五輪に開催国枠で初出場。パリ五輪の予選だった9、10月の杭州アジア大会は、2位で出場権を逃した。

 新型コロナウイルス禍の影響もあって23年度は変則日程で、7月にも福岡市で世界選手権を開催。アジア大会での五輪切符獲得を最優先に上期に予算を割いていた。チームは下期の合宿削減で費用を捻出してドーハへ派遣することを求めていたが、認められなかった。

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