パリ五輪6位・赤崎暁「絶対」自己ベスト更新 世界陸上切符へ最低限ノルマ「万全の状態で挑む」
3月2日に開催される東京マラソンの招待選手会見が28日、都内で行われた。男子はパリ五輪6位入賞の赤崎暁(九電工)、池田耀平(花王)、女子は細田あい(エディオン)、安藤友香(しまむら)が出席。9月に東京で行われる世界選手権の男子代表選考レースのひとつで、男子にとってはラストの選考会。世界選手権出場権獲得へ意気込んだ。
赤崎は世界選手権への切符を手にできるかが懸かる大一番に向け「最低でも自己ベスト更新は絶対。今の自分が出せる走りができたら」と力を込めた。参加標準記録は2時間6分30秒だが、まずは自己ベストの2時間7分32秒を切る走りを見せる。
パリ五輪では高低差のある難しいコースで快走し、6位に入賞。「初めて世界の方と戦って、日本にとどまっていてはいけないと思った」と刺激を受けた。今回も「世界のトップの人と戦えるのは、成長するためにも必要」と、初の東京マラソンに挑む。
「コンディションも問題なく練習を消化してきたので、万全の状態で挑むことができると思う」と準備は万全。「自分の走りに集中して。今回はタイムを狙いたい」と、納得のいくパフォーマンスを出し、自分を超える。