110m障害日本記録保持者・泉谷駿介 走り幅跳びとの“二刀流”に挑戦「まずは標準記録が目標」
陸上の世界室内選手権(21~23日、中国・南京)に出場する日本代表選手が19日、成田空港から出国した。初めて走り幅跳び代表として出場する男子110メートル障害日本記録保持者の泉谷駿介(25)=住友電工=は「まずは東京世界選手権標準記録の8メートル27を飛ぶことが目標」と意気込んだ。
110メートル障害では、23年のブダペスト世界陸上で5位に入ったが、昨年のパリ五輪では準決勝敗退だった。走り幅跳びとの“二刀流”挑戦は冬季練習に入る前に決意。「自分の可能性を最大限に発揮するため。やってみたい気持ちがあった」と話した。現在は「2種目に耐えられるような体づくり」に努め、練習中。9月の東京世界陸上では「2種目に出場して、2種目でメダルを取ることを目標にしています」と力を込めた。