高安は痛恨敗戦に唇を震わせる 悲願初Vの行方は千秋楽に持ち越し「切り替えてまた明日」大の里と3敗で並ぶ
「大相撲春場所・14日目」(22日、エディオンアリーナ大阪)
前頭四枚目高安が同十四枚目美ノ海に敗れ、3敗目を喫した。
大関大の里は関脇大栄翔に勝ち、3敗をキープ。11勝目を挙げ、高安と並んで優勝争いトップとなった。
35歳の高安は13日目を終えて単独トップ。悲願の初優勝へ、この日勝ち、大の里が敗れれば優勝となっていた。高安の結果により、優勝の行方は千秋楽に持ち越しとなった。
取組後、唇を震わせ、視線を落として落ち込んだ様子。いくつかの質問に無言の後、「切り替えてまた明日ですね。しっかり反省して。また明日、一生懸命やりたい」と前を向いた。