大鵬の孫・夢道鵬らが新十両に 元関脇貴闘力の四男、関脇王鵬の弟
大相撲夏場所(5月11日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議が26日、大阪市内で開かれた。
幕下からは宮城改め宮乃風(中村)、三田(二子山)、夢道鵬(大嶽)が新十両。大奄美(追手風)が再十両と協会から発表された。
宮城は東幕下筆頭で4勝3敗、三田は西幕下4枚目で5勝2敗、夢導鵬は西幕下3枚目で4勝3敗、大奄美は東幕下2枚目で4勝3敗だった。
夢道鵬は元横綱大鵬の孫、元関脇貴闘力の四男、関脇王鵬を兄に持つ。会見した夢道鵬は「うれしい気持ちが一番。やることはやったので、祈っているだけでした。泣くほどうれしかった」と昇進を喜んだ。同時に「祖父や兄のことで注目してもらったので、緊張はなかった。兄の存在が大きい」とし、「これからも苦しさから逃げないようにしたい」と決意表明した。
幕下への陥落候補は木竜皇(西十両12枚目で2勝5敗8休)、大辻(東十両14枚目で5勝10敗)、北の若(西十両2枚目で全休)、北勝富士(東十両8枚目で3勝12敗)だった。
4月28日に正式発表される。