震災を忘れない、羽生が表彰台誓う
「フィギュアスケート世界選手権」(13日開幕、カナダ・ロンドン)
11日は公式練習が始まり、まだ現地入りしていない浅田真央(22)=中京大=を除く、日本勢5人が本番のリンクで調整した。昨年3位の羽生結弦(18)=宮城・東北高=は東日本大震災と同時刻に日本に向かって黙とうしたことを明かした。
本番会場での公式練習を終えた羽生は、「自分が演技することで、結果を出すことで、震災が話題になってくれれば。少しでも思い出すきっかけになってもらえれば、うれしいです」と語った。当地の11日午前1時46分(日本時間同日の午後2時46分)に日本に向かって祈りをささげた。「今回は表彰台に乗らなきゃいけないなというケジメみたいなのがある」と誓った。