美姫、南里と初共演も視線合わせず
「プリンスアイスワールド・第1日」(12日、DyDoアリーナ)
今年4月に未婚のまま女児を出産したことを告白した元世界女王の安藤美姫(25)=新横浜プリンスク=が12日、西東京市のDyDoアリーナで公演初日を迎えたアイスショー「プリンスアイスワールド」に出演。交際が報じられるプロスケーターの南里康晴(27)と出産告白後初めて共演し、オープニングとフィナーレで同じリンク上に立ったが、すれ違った程度。視線を合わせることもなく、最後まで絡むことはなかった。
安藤は賛美歌「アメージング・グレース」に乗せ、3回転サルコーを決めるなど、華麗な演技を披露した。南里はプリンスアイスワールドチームの一員として演目では主役級を演じた。トリプルアクセルや、3回転ジャンプで転倒したが、笑顔で役に徹した。
平日の昼公演ということもあり、客入りは6割程度と空席も目立ったが、話題の2人の共演ということもあり、フジテレビ系「アゲるテレビ」と、日本テレビ系「ミヤネ屋」がアイスショーとしては異例となる生中継を敢行。35社90人の報道陣が大挙詰めかけた。
この日も安藤、南里とも取材に応じることはなかったが、フィナーレ後、安藤はファンから女児の名前とされるひまわりの花束を渡されると、「ありがとうございます」と満面の笑みで受け取っていた。同公演は15日まで行われる。