安倍首相、V一夜明け羽生に祝福TEL
「ソチ五輪・フィギュアスケート男子・FS」(14日、アイスベルク・パレス)
ショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(ANA)がトップの178・64点をマークし、合計280・09点で日本男子史上初の金メダルを獲得した。
日本フィギュア男子初の快挙から一夜明けた15日、羽生が会見を行った。冒頭では安倍晋三首相から祝福の電話。首相から「被災地の方々も喜んでいます」と声を掛けられると「たくさんの方々のおかげで最高の結果を得られた。力になれればうれしい」と応じ、緊張しながらも顔をほころばせた。
会見では「日本男子で初めてこうやって金メダルを取れてうれしい。女子初が荒川さんで、男子初が僕で、2人とも宮城出身。それを夢見てきたので、実際にかなってうれしい。これからも日本国民として恥じない人間になれるように努力したい。時や場所を選ばずにノーミスでできる強い選手になりたい」と、笑みを浮かべた。