オリVSレオ報復死球?で乱闘!岡田監督「こっちは何も言うてないのに」
【2011年7月12日付デイリースポーツ紙面より】
「西武9―1オリックス」(11日、西武ド)
敗戦後もグラウンドを見つめ指定席から動かなかった。「そんなん3連敗して悔しいから動かんかったんや」。岡田監督はそう話したが、西武ベンチには挑発と映ったのか…。何と光山コーチが一塁側ベンチに駆け寄って来て試合後も乱闘寸前状態。それでも指揮官は「意味が分からん」と平静を装っていたが…。
事の発端は7点ビハインドの六回1死二塁の場面だ。高宮の初球が内角に外れたあと、福間投手コーチがマウンドへ足を運び、間を取った後の2球目だった。投球は中島の背中のあたりを直撃。怒った中島がマウンドに歩み寄ったとき、両軍総出でもみ合いになった。
岡田監督は「向こうが来るからやん。よう分からん」というスタンス。それどころか「(このカードの)初戦も4点差で、分からんようにT(―岡田の腕)に(木村が)当てとるけど。こっちは何も言うてないのにのう。Tはスーッと一塁歩いたのに」と“おあいこ”で怒られても知らんやん!との姿勢を貫いた。
また、カード初戦の前、岡田監督は西武の復刻ユニホームに「ウチのと似すぎてよう分からん。紛らわしい」と漏らしていた。まさか、こんな形で紛らわしいことこの上ない事件が起こるとは…。両軍のユニホームは同色のグレー。もみ合いの中、渡辺監督を制した80番が岡田監督(実際は西武・小野投手コーチ)にも見間違うほどだった。
ただ、そんな遺恨発生よりも重大なのは3連敗、そして借金1。約3分間の“ベンチ居座り”は指揮官のイライラ、モヤモヤ、悔しさの表現法の一つだったに違いない。
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「西武9―1オリックス」(11日、西武ド)
敗戦後もグラウンドを見つめ指定席から動かなかった。「そんなん3連敗して悔しいから動かんかったんや」。岡田監督はそう話したが、西武ベンチには挑発と映ったのか…。何と光山コーチが一塁側ベンチに駆け寄って来て試合後も乱闘寸前状態。それでも指揮官は「意味が分からん」と平静を装っていたが…。
事の発端は7点ビハインドの六回1死二塁の場面だ。高宮の初球が内角に外れたあと、福間投手コーチがマウンドへ足を運び、間を取った後の2球目だった。投球は中島の背中のあたりを直撃。怒った中島がマウンドに歩み寄ったとき、両軍総出でもみ合いになった。
岡田監督は「向こうが来るからやん。よう分からん」というスタンス。それどころか「(このカードの)初戦も4点差で、分からんようにT(―岡田の腕)に(木村が)当てとるけど。こっちは何も言うてないのにのう。Tはスーッと一塁歩いたのに」と“おあいこ”で怒られても知らんやん!との姿勢を貫いた。
また、カード初戦の前、岡田監督は西武の復刻ユニホームに「ウチのと似すぎてよう分からん。紛らわしい」と漏らしていた。まさか、こんな形で紛らわしいことこの上ない事件が起こるとは…。両軍のユニホームは同色のグレー。もみ合いの中、渡辺監督を制した80番が岡田監督(実際は西武・小野投手コーチ)にも見間違うほどだった。
ただ、そんな遺恨発生よりも重大なのは3連敗、そして借金1。約3分間の“ベンチ居座り”は指揮官のイライラ、モヤモヤ、悔しさの表現法の一つだったに違いない。