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中田 ダルに言われた「55本打つまで認めない」メジャー移籍に寂寥感

日本ハムの商品展示会で、栗山監督らとトークショーを行った中田(左)=京セラドーム
 【2011年6月11日付デイリースポーツ記事より】
 日本ハムの中田翔内野手(22)が21日、2013年のWBCでレンジャーズに移籍したダルビッシュと競演することを熱望した。
 この日は京セラドームで行われた本社の商品展示会に出席。控室では“兄貴分”の入団会見の映像を目にした。「どこのユニホームを着ても似合いますね」と話す表情には寂しさがにじんでいた。
 今年から離ればなれになるが、再び同じユニホームを着る機会は残されている。来年のWBCで互いに日本代表入りすれば、今度は世界を相手に一緒に戦うことができる。
 中田は「もし、その場に自分がいることができれば、すごく光栄なこと」と切に願い、それを実現させるためにも「まずは結果を残さないといけない」と自らに言い聞かせるように話した。
 今後は30日までハワイで自主トレを行い、2月1日のキャンプインに備える。ダルビッシュから言われた「(プロ野球最多記録の本塁打)55本を打つまで認めない」という言葉を肝に銘じ、心身両面を鍛え上げる。

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