横綱・稀勢の里フィーバー到来!白鵬ら先人の新横綱場所を振り返る

いよいよ春場所初日。日本出身力士19年ぶりの新横綱フィーバーの中、稀勢の里はどうなるのか。白鵬ら先輩横綱の初めての場所を振り返ってみよう。

公開日:2017.3.12

稀勢フィーバーで春場所の懸賞1900本に協会ホクホク!肝心の成績はどうなる?

稀勢の里 横綱デビュー場所 懸賞300本 地方場所史上最多 協会もほくほく顔

 「大相撲春場所」(12日初日、エディオンアリーナ大阪)
 稀勢の里(30)=田子ノ浦=の横綱デビュー場所の懸賞が、地方場所では史上最多となる見通しだ。日本相撲協会によると、申し込みは1900本近く。個人への指定懸賞は、2位でご当所の大関豪栄道(境川)の約200本を引き離し、新横綱が約300本で断トツの人気という。
 地方場所で出た懸賞は、昨年春場所の1672本が過去最多。休場などによって申し込みの総数から減少することはあるが、協会も稀勢の里効果について「あると思います」とほくほく顔だ。

稀勢の里 横綱デビュー場所 懸賞300本 地方場所史上最多 協会もほくほく顔

【14年夏】鶴竜9勝止まり…ワースト日馬富士以来2人続けて新横綱クンロク

千秋楽で稀勢の里(右)に敗れ12年の日馬富士に続いて新横綱で9勝に終わった鶴竜

 鶴竜は稀勢の里に防戦一方のまま敗れた。髪の生え際から血を流し「足が全然出ていない。手だけ」と声を落とした。新横綱の9勝止まりは、12年九州場所の日馬富士と同じ。重圧があったかとの問いに「そういうことを言うと言い訳になる」と短く答え「横綱という地位に早く慣れることが大事。しっかり(結果を)受け止めて来場所頑張ります」と視線を上げた。(デイリースポーツ2014年5月26日紙面より)

【12年九州】新横綱15日制ワースト…日馬富士2ケタ届かず9勝止まり

支度部屋でガックリする日馬富士

新横綱日馬富士は、横綱白鵬に下手投げで敗れて、9勝6敗に終わった。日馬富士は5連敗となり、新横綱場所としては史上ワースト。また、2桁白星に届かなかったのは、8勝7敗に終わった87年九州場所の大乃国(現芝田山親方)以来の屈辱となった。。(デイリースポーツ2012年11月26日紙面より)

【07年名古屋】覚醒前の白鵬、終盤失速で11勝…5年ぶり「横綱対決」制し朝青が優勝

新着のまとめ

もっと見る

主要ニュース

リアルタイムランキング

まとめ記事ランキング