スキップの藤沢は「出だしはいいスタートが切れたが、中盤以降、アイスの変化に対応するのが遅く、こういう結果になってしまった。もっともっとアイスに対して集中しなくちゃいけない。相手にプレッシャーをかけられたが、アイスを読む力が遅れた」と反省の言葉を繰り返した。

　「日本４－８スイス」（２１日）　日本（ＬＳ北見）は世界ランク２位のスイスとの予選リーグ最終戦に敗れ、５勝４敗で予選を終えた。勝てば史上初の準決勝進出が決まったが、同時刻にスウェーデンと試合を行っていた米国が敗れ、４位で準決勝進出が決まった。
　

　スキップの藤沢は横で「私のショットが全然決まらなくて…」と泣きじゃくるサードの吉田知を「そんなことないよ！」と慰めながら、準決勝への思いを語った。「自分たちで勝ち取ったというよりも、ラッキーなセミファイナルだと思う」と、しっかりと足元を見つめつつ「それでも泣いても笑ってもあと２試合、やるっきゃない！迷いなく試合に臨みたい」と、前を向いた。

　　スキップの藤沢五月（２６）は韓国での注目度もうなぎ登り。韓国メディアから「『男心を撃つ』　平昌をとりこにした美貌の選手」の特集でも紹介された。準決勝進出が決まったこの日も韓国メディアから「美女として注目されていること」への質問を受けたが、「素直に韓国での五輪に出られてうれしい。みなさんに注目してもらって、すごくうれしいです」と、微笑みで虜にしていた。