4人目妊娠MALIA.で思い出した元夫・山本KIDの華麗なる一族
昨年4度目の結婚をしたモデルMALIA.が4人目の子を妊娠したというニュースで、ふと元夫・山本KIDを思い出した。恋多きというか奔放な山本一族の華麗なる系譜を調べてみた。(敬称略)
公開日:2018.3.18
KIDの甥っ子(美憂の長男)アーセン山本、15年末に格闘家デビュー
女子レスリング世界選手権優勝経験者の山本美憂を母に、総合格闘家の山本“KID”徳郁を叔父に持つ山本アーセン(19)=GSA=が年末の格闘技イベント「RIZIN」に参戦すると9日、発表された。アーセンは叔母も世界選手権4度優勝の山本聖子という格闘DNAの持ち主。アマレスではグレコローマン66キロ級でリオ五輪を目指していた。
KIDのおい山本アーセン総合デビュー
20年東京五輪目指す!KIDら山本きょうだいが出られなかった夢舞台へ、レスリングと二刀流宣言
「自分の夢は2020年東京五輪に出ること」とレスリングからの転向でないことを明言した。来年以降、総合系とレスリングを平行して行う可能性については「どうなんでしょうね」と言葉を濁したが、「レスリングは絶対にやります」と断言した。
KIDのおい山本アーセン総合デビュー
すべてはここから―。“神の子”KIDの父・山本郁栄(72年ミュンヘン五輪レスリング代表)
不可解な判定負けにより7位という不本意な結果に終わった。山本に5回戦で判定勝ちを収めたソ連のカザロフが金メダルを獲得したため「幻の金メダル」とも評された。
デイリーペディア - 山本郁栄
後に生まれる美憂はミュンヘン、聖子はオリンピックに因んで命名されたことから、この時の父の無念を晴らしたいと子供達が志すきっかけとなった。長男の徳郁も総合格闘家としての活動を一時休止してアマチュアレスリング選手として北京オリンピック出場を目指したことからも、レスリング一家の思いが窺い知れる。
山本郁榮 - Wikipedia
【編集後記】 ミュンヘン五輪“幻の金メダル”の父が果たせなかった夢を美憂・KID・聖子の3人の子が受け継ぎ、さらに彼らの子供へ。大変失礼ながら競馬のサラブレッドを連想し、血統ロマンを感じてしまう。特に美憂・聖子の子らは祖父から受け継いだ格闘DNAに加え、それぞれサッカー、スキー、ハンドボール、そして野球で日本トップクラスのDNAをも受け継ぐ“華麗なる一族”だ。レスリングで東京五輪を狙う山本アーセンを筆頭に、三代目たちがスポーツ界でその才能を発揮する日が今からを楽しみだ。(了)