松山2回戦進出 カイマーに競り勝つ
「アクセンチュア世界マッチプレー選手権・1回戦」(19日、ダブマウンテンGC=18ホール)
松山英樹(21)=LEXUS=はマルティン・カイマー(ドイツ)に2アンド1で競り勝った。2回戦でグレーム・マクダウエル(英国)と対戦する。ヘンリク・ステンソン(スウェーデン)はキラデク・アフィバーンラト(タイ)を2アンド1で、ロリー・マキロイ(英国)はブー・ウィークリー(米国)を3アンド2で下した。世界ランキング1位のタイガー・ウッズ(米国)は出場していない。
決着まで一度も1アップ以上の差が開かないシーソーゲームで、最後に流れを引き寄せた。松山は「粘り強くやっていた結果」と、初戦突破をまずは喜んだ。
出だしの1番でカイマーが2メートルのバーディーパットを沈めてリードすると、続く2番は松山が1・2メートルにつけ、バーディーで取り返した。その後は一進一退の攻防となったが「緊張することはなかった」と淡々とプレーを続け、チャンスを待った。
勝負を分けたのは15番だった。距離のないパー4は2人ともドライバーでグリーンを狙ったが、ともに届かなかった。第2打は先に打った松山のアプローチがピン上3メートルにオーバーし、カイマーはショートしてピン下5メートルにつけた。相手がバーディーを逃したのに対し、松山は「普通にフックラインだった」というパットをねじ込み、4番以来となるリードを奪った。
17番はカイマーがティーショットをバンカーに入れ、第2打もグリーンを捉えられずにボギー。松山がパーセーブして接戦にピリオドを打った。強豪を破っての2回戦進出にも「(ショットは)当たりが悪くて大変だった。まだまだ練習しないと」と、反省を忘れなかった。
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