アッコママ4位 産休明けも飛距離健在
「NEC軽井沢72・第1日」(15日、軽井沢72G北C=パー72)
今大会4勝を誇る福嶋晃子(41)=フリー=が1イーグル、5バーディー、2ボギーの67をマークし、首位と2打差の4位と好発進した。金ナリ(韓国)が9バーディー、2ボギーの65でトップに立ち、1打差の2位に20歳の山城奈々、23歳の酒井美紀がつけた。森田理香子は73で82位、横峯さくらは74で88位と出遅れた。
元祖飛ばし屋がギャラリーの度肝を抜いた。509ヤードの9番パー5。福嶋はドライバーでフェアウエーを捉えると、ピンまで残り240ヤードを当然のように2オン狙い。5Wから放たれたボールはグリーンに直接落下し、カップの左1・5メートルにピタリと止まった。
このパットを難なく沈め、会心のイーグル奪取。「あれはすごくいいショットだった。いつもの感じなら奥へいっちゃうんだけど、止まっていましたからね」。同組の若きロングヒッター渡辺も果敢に2オンを狙ったが、グリーンに届かず、服部はレイアップを選択しただけに、福嶋の豪打がより一層輝いた。
昨年9月に長男・和樹くんを出産し、今大会が復帰4戦目。現在はまだゴルフと育児の“二刀流”状態で、ラウンドは週2回限定、練習場でも最長1時間半しか球を打てない中、週3日は午前中に自宅周辺をランニングするなど可能な限りの努力を続けてきた。
「練習量も少なくなっているから、目標も立てられないし、自分にあまり期待もしていない。でも、逆にゴルフで深く考えなくなったのはプラス。今日もチャンスだけ拾っていこうという感じだった。目標はまずは予選をクリアしたい。私はいくつ余裕があっても予選通過が気になる方だから」
NECはかつての所属先で、この大会も過去20度出場して優勝4度、2位が5度と相性が良い。ママさんプロの優勝となれば、07年アコーディアの木村敏美以来。福嶋が豪打で快挙を引き寄せる。
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