孔明74で50位…疲れから乱れる
「タイ選手権・最終日」(14日、アマタスプリングスCC=パー72)
日本ツアー賞金王の小田孔明(36)=フリー=は74と振るわず、通算9オーバーで50位に終わった。片岡大育と市原弘大がともに71で回って通算1オーバーで16位。岩田寛は72、川村昌弘は71で、ともに3オーバーの22位だった。67をマークしたリー・ウェストウッド(英国)が通算8アンダーで、この大会を3年ぶりに制し、賞金18万ドル(約2140万円)を獲得した。
小田孔は前半のインで一つ伸ばしたが、アウトで2度も池に入れるなどショットが乱れた。「やっぱり疲れだと思う。後半は脚のコントロールが効かなかった」と、今季最後のラウンドを苦々しく振り返った。36歳の賞金王は、今年を表す漢字を問われ「『王』と言いたいところだけど、最後は残念だった。点が付いて『玉』くらいかな」と冗談交じりに話した。