岩田寛はJGA主催競技2年間出場停止
日本ゴルフ協会(JGA)は17日、10月の日本オープン選手権をエントリーしながら欠場した岩田寛(34)に対する処分の内容を、JGA主催競技の2年間の出場停止と明らかにした。
岩田は10月15~18日に行われた日本オープンへの出場登録を9月中に済ませていた。しかし、10月4日まで米下部ツアーファイナルシリーズに出場し、2015~16年レギュラーシーズンの出場優先権獲得に成功。そのため、日本オープンは開催前週に欠場を表明し、同日程で開催の開幕戦・フライズコム・オープンに出場した。
JGAの戸張捷常務理事は「事情は理解できるが、エントリーした以上は日本オープンに出てほしい。それほど厳しいもの。前例にしたくない」と処分の理由を説明した。
今年のJGA主催競技は、日本オープンと9月のアジアパシフィック選手権ダイヤモンドカップの2試合だった。来年の日程は12月に発表される。