堀奈津佳15年以来の予選通過 32試合ぶり日曜ラウンドへ「感謝の気持ちで」
「女子ゴルフ・スタジオアリス女子オープン・第2日」(7日、花屋敷GCよかわC=パー72)
第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われ、堀奈津佳(25)=フリー=が第2ラウンドを1オーバーの73、通算5オーバーで回り、45位で2015年のサマンサタバサレディース以来の予選通過を果たした。
30試合の予選落ちと、1試合の棄権を挟んで32試合ぶりに日曜日のラウンドを迎える。2013年には20歳で2勝と、華々しくその名をとどろかせたが、ショットのブレから大スランプに陥り、ここまで苦しんだ。
堀奈は17番でボギー、18番パー4の2打目もグリーンに乗せられなかったが、これを何とか寄せて、上からの1メートルを見事に沈め、ぎりぎりながら予選突破。
カットラインをにらみながらのラウンドも「(スランプ脱出のため)ここまでやってきたことがあるので、集中してプレーできました」と、精神的な成長をにおわす終盤のプレーでもあった。
久々の最終日は「悪い時期にも応援してくださった方がいるので、感謝の気持ちで頑張りたいです」と笑顔で話していた。
なお、首位は通算8アンダーの鈴木愛、3打差の2位に葭葉ルミが続き、通算1アンダーでアマチュアの安田祐香(17)=滝川二3年=らが並んだ。