勝みなみ、感慨68で8位「泣きそうになった」不振脱却へヒントつかむ
「女子ゴルフ・三菱電機レディース・最終日」(28日、武蔵丘GC=パー72)
2位から出たささきしょうこ(22)=日本触媒=が5バーディー、1ボギーの68をマーク、通算12アンダーで10月のスタンレー・レディース以来の今季2勝目、通算3勝目を挙げた。69で回った小祝さくらが2打差の2位。首位から出て初優勝を狙った三ケ島かなは74とスコアを崩し、通算8アンダーで3位だった。68で回った勝みなみは通算7アンダーで8位。アマチュアの高久みなみ(茨城・明秀学園日立高3年)は8位でローアマを獲得した。
長いトンネルを抜け出した。勝が6バーディー、2ボギーの68をマーク。通算7アンダーで8位に入り「今までは全然グリーンに乗ってくれなかったのに、今日は乗ってくれるのでラウンド中に泣きそうだった」と感慨に浸った。7月末から始まった初めての不振。芹沢信雄のアドバイスや母・久美さんの指摘などを吸収して、ようやく一定の回答を見つけた。「ゴルフは気持ちだと改めて思った。この経験は必ず次につながる」と巻き返しを誓った。