石川遼ブービー発進 11オーバーで107位 腰痛悪化「腰が抜けた」
「男子ゴルフ・中日クラウンズ」(2日開幕、名古屋GC和合C=パー70)
節目の60回大会は波乱の幕開けとなった。今季国内初戦の石川遼(27)=CASIO=は11オーバーで107位と、よもやのブービー発進。11番パー4ではバンカーに悪戦苦闘して8打をたたくなど大きく出遅れた。4月のマスターズで決勝ラウンド進出者となったアマチュアの金谷拓実(20)=東北福祉大=は石川と同組で回りイーブンの23位。ツアー通算11勝の宮本勝昌、同未勝利の貞方章男ら3人が4アンダーで首位に立った。
異変は8番パー4のティーショットの際に起こった。石川は3番ウッドで低めのフックを打った時、「腰が抜けた」という。ボールはフェアウエーに飛んだが、フォロースルーの途中から痛みに襲われ、打ち終わった直後は足を踏み出せなかった。ラウンド後は「こんな痛みは初めての経験」と表情をゆがめた。
2週前の国内開幕戦・東建ホームメイト杯を、直前に出た腰の関節分離症とヘルニアの症状のため欠場した。今週は半信半疑のまま会場入りし、2日前の練習で痛みがなくなったとして出場を強行。選手会長としてファンへの責任もあっただろう。だが、その思いは裏目に出た。
決定的だったのは11番パー4だった。第2打はグリーン奥のバンカーへ。ピン位置はバンカーからわずかに2メートル、しかも下りのラインという難しい状況ではあったが、そこから3打続けて脱出に失敗。6オン2パットの8を打った。
12番以降も7ホールで5つボギーを重ねた。11オーバーは108人中107位のブービー。報道陣の取材にはしっかりと答えていたが、珍しく途中で「ちょっといいですか」と自ら打ち切ったところに深刻さをうかがわせた。石川の国内初戦第1ラウンドは、今季の行方にも暗雲をもたらす結果になった。
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