萬田久子、上品な色気学ばせてもらった
9日に多臓器不全のため亡くなった女優・山田五十鈴(やまだ・いすず、本名美津=みつ)さん(享年95)の通夜が11日、東京・青山葬儀所でしめやかに営まれた。山田さんを“第2の母”と慕う俳優の市村正親(63)、高嶋政伸(45)ら約600人が参列し、故人との別れを惜しんだ。
女優・萬田久子(54)は、山田さんのチャーミングな一面を明かした。市村らは「養子会」としてかわいがられていたが、萬田は山田さんから「養子はいっぱいいるけど、“ヨウジョ”は初めて。でも『養う』じゃなくて『妖怪』の『妖』よ」と言われていたという。「お酒を飲んでいても、目を合わせるのは男性陣でした。かわいく、上品な色気を学ばせてもらいました」と感服。山田さんは後輩女優にさまざまな演技指導をしていたが、慕われていたことを証明するかのように600人の参列者の列は女性の姿が目立っていた。