阿部寛「イタリア顔」を亡き母に感謝

 俳優の阿部寛(49)が母の日となる11日、都内で主演映画「テルマエ・ロマエ2」の大ヒット御礼舞台あいさつに登場し、亡き母に「天国のお母さん、濃い顔に生んでくれて、ありがとう」と感謝の言葉を贈った。

 現代にタイムスリップする古代ローマ人の浴場設計技師を演じ、当たり役となった阿部。前作を含めたキャンペーンでは、国内にとどまらずローマやナポリなど海外も巡り、総移動距離は地球1周半となる6万6000キロにも上った。本場イタリアでも絶賛された“濃い顔”はヒットの要因にもなり「イタリア人が認める顔。誇りに思います。感謝しています」と続けた。

 関係者によると、阿部の母は12年の前作公開前に他界したという。最愛の母に作品を見てもらうことはかなわなかったが、その濃い顔は日本映画の顔となった。作品は公開12日間で223万人を動員。今年公開の邦画では最高となる興収28・7億円を記録している。

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