中山美穂 シングルマザー役に共感せず
女優の中山美穂(44)が12年ぶりに連続ドラマに主演するNHKBSプレミアム「プラトニック」(25日スタート、日曜後10・00)の制作発表会見が16日、都内で開かれ、中山、共演のKinKi Kids・堂本剛(35)、脚本の野島伸司氏(51)が出席した。
中山は心臓疾患の娘を持つシングルマザー・紗良を演じる。私生活では芥川賞作家の夫・辻仁成(54)と離婚協議に入っていることが明らかになっており、役に共感する点を聞かれたが「全く分からない。でも分かっていたら演じられない部分もあるので、あえて答えを出さずに分からないまま演じたい」と微妙な言い回し。野島氏に「日本でナンバーワンの女優」と絶賛されると顔を赤らめた。
会見後、報道陣から「辻さんとは話し合った?」と声をかけられたが何も答えず。中山の関係者は「セリフ覚えに必死で、役に打ち込んでいる」と、ひとまず女優に専念していることを強調した。
また、紗良に恋心を抱く、不治の病を患う青年を演じる堂本は、野島氏からのオファーにソロコンサートの計画を変更して出演。「野島さんとは『人間・失格』(1994年)以来20年ぶりで、話をいただいて興奮した。いろんな縁を感じる作品」と意気込んだ。